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法要に招かれた時のマナー

法要(法事)は死者の冥福を祈り、その霊を静めるために、葬式から期間をおいて行う儀式です。仏式では葬儀後の「初七日(しょなのか)」や満中陰である「四十九日(しじゅうくにち)」などが有名です。神式ですと霊祭(れいさい)と呼び、「五十日祭(ごじゅうにちさい)」「一年祭(いちねんさい)」がありますが、キリスト教にはこういった法事は特になく、「記念会(きねんかい)」などをもうけて遺族で集まったりするのが法事の代わりとなっているようです。

法要(法事)に招かれたら原則は出席

木魚を叩くお坊さん法要(法事)への返事はなるべく早く出します。法要(法事)への招待が届くのは亡くなった方と縁の深い方だけですので、招かれた場合は原則として出席します。招待する側も、出席者のスケジュールを考慮して数ヶ月前から招待すると思いますので、どうしても出席ができない事情でない限り不参加は大変失礼な意味となりますので注意が必要です。欠席する場合は供物か供物料をお詫びの一文と共に贈るのが慣わしとなっているようです。

服装はブラックフォーマルで

葬式から1年以内の法要(法事)であれば喪服に近いブラックフォーマルで参加します。それ以降の場合は地味なノーマルスーツなどでも大丈夫です。また、案内状に「平服で」と記載してある場合も地味なスーツなどで出席します。カジュアルでも構いませんが、カラフルな格好だけは避けるようにします。

不祝儀袋に現金を包むか供物持参で参加する

当日は会の開始30分前には到着できるよう出かけましょう。不祝儀袋に現金(金額は5,000円~10,000円)を包むか、供物(くもつ)を持参します。供物はお線香や生け花、果物、和菓子など、故人が生前好きだった物が多いようですが、現在は90%以上が現金なようです。