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女性の喪服マナー

昭和中期までは、第一正式礼装は和服で、黒無地の染め抜き五つ紋付きでしたが、現代においては和装でも洋装でも第一礼装の格は同じですのでどちらでも構いません。女性の場合は喪服でも正式礼装、略礼装、準礼装と3タイプありますので、遺族や近親者は正式礼装、一般会葬者は略礼装か準礼装で良いと思います。

【正式礼装】
女性の喪服

  • 黒無地。
  • アンサンブルまたはスーツ、ワンピース。
  • 透けたり光沢のあるものは×。
  • 襟元が詰まったもので露出は控える。
  • スカート丈は膝下。
  • 夏でも儀式の時は上着着用。

【準礼装】
濃紺や濃いグレー、黒など地味な色合いのスーツやワンピース。黒のブラウスとスカート、全てを黒で統一すること。パンツの場合、カジュアル過ぎなければOK。

一般会葬者はもう一段下の略礼装でもOK。流行を取り入れたブラックフォーマルは派手になりすぎないように配慮が必要です。頭にリボンやミニスカートなどは言語道断。葬儀冒涜にあたります。

バッグ
黒無地でシンプルなデザイン。光沢のないものが良いです。派手な装飾やは虫類系の物は避けます。

アクセサリー
結婚指輪以外はNG。真珠の一連ネックレス、一粒真珠のイヤリングなどは許されます。二重ネックレスは不幸が重なるという意味で避ける慣わしです。

数珠
葬儀に使用できる物は黒か紫のもの。

ストッキング
黒かナチュラルカラーのもの。柄が入ってる物は×、タイツも×。

ハンカチ
白無地か地味な色の物。

散骨@マガジン