【神式】拝礼のマナー
神式の通夜祭、葬場祭では玉串奉奠の儀(たまぐしほうてんのぎ)が行われます。気をつけなければならないのは拍手の際に音を鳴らしてはいけないということです。お正月の参拝などではパンパンと鳴らすと思いますが、この場合は拍手をするフリをして音を鳴らしません。これを「忍び手」と言います。
- 玉串と祭壇。左の下側に見える白い山が玉串。ここに神官さんが立って祭壇前に来た方に玉串を渡してくれます。
- 神官に一礼し、根元を右側にくるように玉串を受け取る。左手は下から、右手は上から根元をつまむように持ちます。
- 受け取ったまま横向きで目の高さまで上げ、その後根元が手前になるように時計回りに90度回します。
- 左右の手を入れ替え、時計回りに180度回し、祭壇に根元を向けます。
- 左手を玉串の下から支えるようにしながら祭壇の前の台の上に置きます。
- 数歩下がり2回深くお辞儀をし、忍び手で2回拍手をし、最後に1礼する。
- 最後は神官と遺族に一礼して戻ります。
葬儀なのに何で「祭」なの?
神道では人が亡くなるとその御霊は神に成るという思想から、亡くなるのは悲しむことではなくむしろお祝いだ♪ということで「葬祭」と呼ばれています。神道で亡くなった方は○○の尊(みこと)など神を現す呼び名で呼ばれるのもそれが所以です。笛を吹いたり特殊ですが、その音色はなんとも悲しい音色です。
神道では人が亡くなるとその御霊は神に成るという思想から、亡くなるのは悲しむことではなくむしろお祝いだ♪ということで「葬祭」と呼ばれています。神道で亡くなった方は○○の尊(みこと)など神を現す呼び名で呼ばれるのもそれが所以です。笛を吹いたり特殊ですが、その音色はなんとも悲しい音色です。