葬式マナー@マガジン
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初めての葬儀でも安心3分マナー教本

葬儀イメージ

訃報は突然やってくる場合も多く、お葬式(葬儀)に関する知識は事前に学んでおくことが難しい事柄の1つです。このマガジンはそんな突然おとずれた葬式(葬儀)へ参列することになった皆様に、葬式(葬儀)に関する最低限のマナーを短時間で学んでいただくための情報マガジンです。

コロナで変わってきた葬式マナー

2020年1月に発生したコロナの影響で、葬儀に多するマナーも変化してきました。

従来は参列しなければいけなかった葬儀も、感染防止の為に参列しない葬儀に様変わりしてきています。

訃報連絡がSNSになったり、香典の支払いが振込だったり時代の流れと共に葬儀の仕方も変わってきています。

訃報を知ったら一番最初に確認すること

日時、場所、宗教を確認する

葬式(葬儀)のお知らせが届いた場合には日時と場所、宗教などを確認します。

日本国内では仏式の葬式(葬儀)が圧倒的多数ではありますが、しっかりと事前に確認をして、失礼のないよう配慮が必要です。

特に同じ神道と仏教、仏教でも不祝儀袋は宗派によって記載する名目が異なりますので注意しましょう。

家族葬と密葬の違い

また最近増えてきているのが「家族葬」や「密葬」といったものです。

家族葬とは、家族や近親者だけで行う小規模な葬儀のことです。どこまでを近親者とするかは遺族次第になりますので、参列には遺族の許可が必要になります。招かれていないのに参列するのは大きなマナー違反になります。

密葬とは、著名な方が家族や近親者だけで葬儀を行い部外者の参列を認めない葬儀をいいます。人数や規模で制限はありませんので、1人の場合もあれば数百人規模の密葬というのもあります。

大きな葬儀の場合、通夜と本葬どちらに参列すれば良いの?

通夜とは故人に別れを告げ、冥福を祈る儀式で、本来は夜通し故人に付き添い、最後の時を過ごすためのものでした。

この間に故人にお別れを告げ、翌日の本葬の際に火葬や埋葬などをします。この通夜と本葬を合わせて葬式(葬儀)と呼びます。

告別式というのは葬儀とは別で、広い友人知人に対して用意されたお別れの場として用意されますので必ずしもあるものではありません。

遺族や近親者(血縁関係)は当然の事ながら、通夜と葬式(本葬)の両方に参列します。

友人や知人、職場関係、取引先の方などで、どちらかしか参列できない場合は通夜に参列すれば良いと思います。

もちろん本葬に参列しても良いですが火葬を伴うものが多いので友人知人は通夜の方が出席しやすいと思います。親族以外であれば告別式だけでもマナー違反ではありません。

「お通夜」は夜行われ、「告別式」は日中に行われるので、お仕事などで日中行けない方が多い都市部の人達はお通夜に行くのが慣例化してるようです。ちなみに忌引き扱いは通常三親等までです。

遺族にメールやLINEでお悔やみを送るのはマナー違反じゃなくなってきた

以前は訃報を知って遺族に「お悔やみ申し上げます」などとメールを送るのは重大なマナー違反とされていました。

いくらデジタル社会とは言えども、葬儀は必ず出向いて故人に対して失礼のないようしっかりとお別れをするというのが習わしでしたが、コロナ禍でこうした弔辞も許されるようになってきました。

葬儀会場での接触が原因でクラスターが発生した事例もあり、最近では直葬が増えていますのでデジタルツールを使ってお悔やみを伝える方も増えています。

SNSで訃報を伝える遺族が増加

最近の傾向としてTwitterやFacebookといったSNSツールを使って故人の訃報を伝える方が増えています。

以前のようなお手紙による通知より早く、的確に情報を伝えられるということもあり、50代以下の世代では一般化してきています。

中には銀行口座のお振込先などが明記し、香典料を振込で受け付けている方もいらっしゃいますが、コロナの影響で会うことはできませんし、かといって現金書留で送ってもらうと郵便局に出向かなければならず、手数料も含めて負担が多くなるだけなので合理的な手段なのかとも思います。

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